職場の制服の正しい扱い方

制服が支給される職場の場合、着用時のルールを厳守しなければなりません。
制服は職場に属していることがひと目でわかる目印であると同時に、会社をアピールする宣伝効果もあります。
そのため、制服の扱いが悪いと会社のイメージに傷がつく恐れがあるので、決められた着用方法を守るのは従業員の務めです。

特にボタンやリボンなどの装飾品が付いている制服は慎重に扱いましょう。
ボタンが一つ欠損しているだけでも非常にだらしなく見えてしまうからです。
また、サイズが合わなかったり、汚れを放置したまま着用するのも会社のイメージを損なうので良くありません。
自分の体に丁度良いサイズを選び、常に清潔に保てるように洗い替えとして、複数の制服を支給してもらいましょう。

それから、制服のある職場では、着用のタイミングにも注意しなければなりません。
職場の更衣室で着替えるのか、自宅で着用して出勤するのかは、会社ごとにルールが異なります。
汚損や会社のイメージダウンなどのトラブルを避けるため、着用するタイミングの確認はしっかりしておきましょう。

また、制服は会社からの借り物なので、退職の際は返却しなければなりません。
私物化すると窃盗行為に該当する可能性があるので、汚れや破れなどがあっても、会社に返却の有無を確認するのがマナーです。
そして、会社から廃棄するように指示された場合は、細かく裁断して着用ができない状態にしてください。
これは、第三者が制服を着用して会社のイメージやブランド名を悪用するのを防ぐためです。